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F様『新築までの葛藤編』より
はじまり↓
今年(平成23年)の春の事である。
いつも寝ている2階6帖和室の天井を見上げると、天井板の染みが広がっているように
見えた。 『あれ~雨漏りでもしているのかな???』
これが最初の出来事だと思う。
そもそも20数年前、中古住宅を買い移り住んで以来、家は築30年を迎えていた。
カラーベストの屋根にはカビが生え、台所~お風呂・・・
『こりゃリフォームかな・・・』
家内に相談すると、新築という言葉が返ってきた。
『この年でか・・・住宅ローンは???今年で終わるんだっけ・・』
そんな時、甥や姪の新築の話が飛び込んできて『すごいなぁ~子供も生まれ、金もいるのに、よう頑張るわ!』と。
すると家内は『うちらも頑張ろか・・・』とハッパを掛けられた。
退職まであとが無いし、やっと終わる住宅ローンからも解放されず、さらなる借金を背負うのかと不安でいっぱいであった。
世間は不景気、消費税が上がるとなると・・・『もう一生家は無理やがな?』
今決断する時なのかな!
でも・・・葛藤はつづいた・・・
おわり↑
『我が家の新築住宅編』
はじまり↓
目指しているもの(コンセプト)
1、強い家の実現
2、シンプルな家
3、メンテナンスが容易な家
4、光熱費を考えた住まい
5、広い空間と収納を考えた住まい
6、古民家風のデザイン
7、和室をつなぎ広い部屋を確保
8、広いシューズクローク
9、駐車スペースの確保
10、洗濯干し場
11、生ゴミ処理
12、リラクゼーション
13、玄関物入れ
14、照明
2階にリビングを持って行き生活基盤を2階においたが、我が家には高齢者はなく生活に支障はない。それでも将来の事を考慮し、夫婦の寝室は1階にし、トイレや風呂などの水周りを近い場所に配置。将来的には南サンルームにミニキッチンを置くことも可能。
以上、見た目より使い易さを重視し、今まで苦労してきた収納と駐車場を最優先。
ECOを最大限取り入れ、光熱費をできるだけ抑制するようにした。
おわり↑
奥様ご希望の古民家居酒屋風なLDK~家族が思わず集まりたくなるタタミコーナーは、勾配天井に八角形の梁らを墨色に着色し、全体のしっくい壁と一部壁のベンガラ色のコントラストが美しい。
人生をじっくり生きてこられたお二人だから、実現した家づくり~見応えたっぷり♪
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